今回のプロのブーケデザイナーを目指す『基礎技術習得コース』のレッスンは、ワイヤリング手法を使ったキャスケードブーケの作り方です。
すべての花材の茎部分をワイヤリングして、作ります。
この手法は、プリザーブドフラワー・造花でメインに使われています。
メリットは、茎部分のワイヤーが自由自在に動くので、自分の思い通りの形を演出できることです。
キャスケードブーケになると、花材の量も多くなるのでワイヤリング&テーピングの下準備作業に
時間がかかりますが、花材を組み立ててブーケが仕上がるととても美しいものになります。
今回ご用意した花材は、薄いピンクをメインに、差し色も入れて大人っぽいけど、可愛さも残る雰囲気にしました。
まずは、下準備作業から。
かなり大量の花材です。
ブーケの組み立ては、たくさんある花材の中からフォーカルポイントを意識して
流れるようなデザインになるように花材を選択。
ガーランド部分とブーケトップ部分を別々に作りそれを合体。
キャスケードブーケは、トップ部分とガーランドのつなぎ目が一番難しいです。
それを意識しながらの製作。
がんばりました!!
研究生さんの作ったキャスケードブーケです。
きれいに流れるようなラインで仕上がりましたね。
ブーケの横姿も美しいです♪
2種類の製作方法でキャスケードブーケを作った研究生さんの感想は
ワイヤリングブーケのほうが、ブーケホルダーよりも作りやすかったとのことでした。
「ブーケデザイナー基礎技術習得コース」のレッスンもあと2コマになります。
次回のレッスンは下記の内容になります。
・仕入れ先のご案内(生花市場や造花・プリザの資材市場)
・実際に自分で、花材を仕入れる(最終レッスンでこの花材でオリジナルデザインブーケを作ります)
・座学(ブーケの値付け、梱包、発送、独自メディア作り方等の知識について)
頑張りましょう♪