プリザーブドフラワーのラウンドブーケ

プロ目指す『ブーケの作り方基礎技術習得コース』の生徒さんの作品です。奈良県から通って下さっています🌷

プリザーブドフラワーを使ったラウンドブーケを製作

プリザーブドフラワーのラウンドブーケ

下準備作業

プリザーブドフラワーの花材は、そのほとんどが花首だけの状態です。そのため、ワイヤリングという下準備が欠かせません。

ワイヤリング作業では、まず花首にワイヤーを取り付けます。ワイヤーをU字状に曲げて花の中心部に挿し込んだり、花の種類によってワイヤーを斜めにカットして茎に刺しやすくしたりします 。

ワイヤーを通したら、その上から緑色のフローラルテープ(お花専用テープ)を丁寧に巻き付けます 。
フローラルテープは、ワイヤーの補強や滑り止め、そして見た目を美しく仕上げる効果があります。

プリザーブドフラワーブーケの作り方①(ワイヤリング編)

このワイヤリングとテーピングの作業は、すべての花材に対して行います。

一つ一つの花に丁寧にワイヤーをかけ、フローラルテープで保護することで、花材が扱いやすくなり、アレンジメントの自由度が増し、より美しい作品を作り上げることが可能になります。

ブーケ専用・ワイヤリングを動画で紹介。

 とても地道な作業ではありますが、不思議と無心になれるので私は好きです。

ワイヤリングは、プリザーブドフラワーの魅力を最大限に引き出すための大切な工程です

 

ブーケの組み立て作業

ブーケ作りの本格的な工程に入ります。下準備を終えた花材を使って、美しい丸い形のブーケを組み上げていきます。
この段階が、まさにブーケ制作の核心部分です。

 

基本となる型枠を使用し、そこに花材をパズルのピースのように配置していきます。
色彩のバランスやデザインを考慮しながら、一つ一つの花を丁寧に組み合わせ、独創的なブーケを作り上げていきます。

プリザーブドフラワーブーケの作り方④(ブーケ組み立て作業)

 

このプロ目指すの基礎技術習得コースでは、見本を用意せず、各受講者の個性を尊重します。
代わりに、ブーケの設計図と基本理論を詳しく説明した後、受講者自身が考えながら制作を進めます。

 

この方法には重要な意図があります。将来、このアトリエのカリキュラムを修了した後、独力でブーケを制作できるようになるためです。
自分で考え、デザインする能力を養うことが、プロのフローリストとして成長する上で不可欠なスキルとなります。

ブーケ制作の過程で、花材の配置や色彩のバランス、全体的な形状などを細かく調整していきます。各花の特性を活かしつつ、調和のとれた美しいブーケに仕上げていくのです。

プリザーブドフラワーのラウンドブーケ横姿

この創造的なプロセスを通じて、受講者は単にテクニックを学ぶだけでなく、自身の美的センスや創造力を磨くことができます。それぞれのブーケに個性が反映され、世界に一つだけの作品が完成していくのです。

プリザーブドフラワーのラウンドブーケ正面
プリザーブドフラワーのラウンドブーケ全体
プリザーブドフラワーのラウンドブーケ
プリザーブドフラワーのラウンドブーケのアップ

生徒さんの輝かしい未来を共に歩めることを、心から嬉しく思っています。皆様の成長を間近で見守り、その過程をサポートできることは、私にとって大きな喜びです。

これからも、様々なカリキュラムを通して、皆さんのスキルアップと創造性の開花を支援していきたいと考えています。新しい技術の習得、デザインの幅を広げるための挑戦、そして何よりも、花を通して表現する喜びを分かち合える時間を大切にしていきたいです。

引き続き、皆さんと共に学び、共に成長していけることを楽しみにしています。一歩ずつ、着実に目標に向かって進んでいきましょう。困難に直面することもあるかもしれませんが、一緒に乗り越え、より素晴らしい未来を切り拓いていきましょう。

私は、皆さんの可能性を信じています。それぞれの個性と才能を最大限に活かし、自信を持って未来へと羽ばたいていけるよう、全力でサポートさせていただきます。これからも、たくさんのカリキュラムをご一緒に頑張りましょう!

レッスンのご興味のある方は↓こちらより詳細確認くださいませ。

ブーケの作り方『基礎技術習得コース』

 

 

プリザーブドフラワーのラウンドブーケのアップ
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