プリザーブドフラワーとの出会い
今では、「プリザーブドフラワー」は、知名度が高く、花材は街にある資材屋さんや最近ではネットショップでも
購入が簡単にできますが、私がプリザーブドフラワーに出会ったのは20年ほど前。
大阪から東京へ遊びに行っていたときに、青山の有名な花屋さんで、出会いました。
プリザーブドフラワーは、ガラスのショーケースの中で、1輪可愛らしくアレンジされていて
はじめ、生花と思っていた私は、お値段がお高いので
店員さんに、尋ねてみたところ、「生花を特殊加工したお花です。」と言われ
とっても衝撃を受けたことを思い出します。
本当にみずみずしくって、まるで生花の様でしたから!
ダイアモンドを掘り当てた!ような感覚でした。
プリザーブドフラワーを手に入れる方法
そのころ、ネットショップのためのホームページを製作に取り掛かっていたときなので
どうしてもこのお花を手に入れたい!と思い、
図々しくも店員さんに、「このお花、どこで手に入るのですか?」と聞いていました。
今考えると、店員さんは、「ここで売ってるやん!こいつ怪しい」←東京なので大阪弁ではないと思いますが・・・
と、思ったはず(笑)
店員さんは、入手ルートは教えてくれず、「海外から輸入しています」とだけ教えてくれました。
この言葉だけを頼りに、私は帰阪後
ネットで
yahoo!usa →preserved flowerを検索。
preserved flower のバラを製造販売しているお店を見つけてメールで販売依頼をして
空輸便で送ってもらいました。
最初数年は、日本のお花の卸店でも扱っていなかったのと
卸店が扱い初めても、御値段が結構高くて、アメリカから個人輸入していたほうが
安かったので、アメリカからの輸入で仕入れたプリザーブドフラワーのバラで
ブーケやアレンジメントを製作して、ネット販売をしていました。
今では、国内でプリザーブドフラワーが製造販売されていたり、
価格もかなりお安くなっているので、国内で仕入れたバラで、プリザーブドフラワーブーケを製作しています。
国内メーカーの利点
なんといっても、国内のメーカーだと、粗悪品が少ないです。
アメリカから個人輸入しているときは
アメリカ人の大雑把な梱包と感覚との違いで、クレームをだしたものです(>_<)
お花の種類もバラやカーネーションがメインでしたが
今では、ガーベラ、マム、ブルースター、カサブランカ等々
色々なプリザーブドフラワーが作られて、色々なデザインブーケが可能になってきています。
プリザーブドフラワーブーケを作るデザイナーとしては、
もっと多くの種類のお花に出会いたいものです♪