ブーケ作り方講座:バラのワイヤリングでのご注意
プリザーブドフラワーのブーケ製作初心者の方・花嫁様に少しでも素敵なブーケを作って頂きたくてお届けします。
プリザーブドフラワーのワイヤリング方法
プリザーブドフラワーのワイヤリング方法は、お花の種類によって違います。
そして、デザイナーさんによってもやり方は違います。
私のブーケ専用のワイヤリング方法は プリザーブドフラワーのブーケ専用ワイヤリング方法 でもご紹介している通り
バラであれば、1cmくらい残っているバラ本体の茎部分に太目のお花専用ワイヤーであれる22番のシルバーワイヤーを
最初に1本通りして、次に花びら部分に少し細めのシルバーワイヤー24番を通す方法です。
デザイナーさんによっては下の写真の様に
バラの花弁部分にクロス(十字)になるように、お花専用シルバーワイヤーを2本通す方もいらっしゃるようです。
この手法は間違いではないです。
では、「なぜ私は、このワイヤリング手法を使わないのか」
答えは、この次の作業に秘密があります。
私は、プリザーブドフラワーのバラを、ワイヤリング作業の後に、1輪づつ丁寧に咲き開かせる作業をします。
繊細な花びらを優しく優しく手間をかけて開かせます。
この作業をするときに
花弁本体に2本のワイヤーが通っていると”キレイ”に咲き開かせることが難しくなるからです。
作業風景の動画をご紹介。
この様に、グルーガンを使用して、開かせてゆきます。
プリザーブドのバラ開花作業
ブーケで使用する全てのお花に手を加えます。
作業する段階で、ブーケで使用するバラの位置によっても開き方を変えます。
全て、同じ開き方をすると「ナチュラルさ」から遠のくこともあるので。
正面の一番目につく位置のフォーカルポイントのお花は一番きれいにバラを開かせます。そして大きく、華やかに。
※フォーカルポイントとは、作品の真ん中で中心となり、一番目につく位置。
サイドのラインの基礎となる4つのポイントは大きく開きすぎると、形が崩れる原因になるので、これも注意して下さいね。
様々ことに注意しながら素敵なブーケを作ってください。
1人でブーケを作ることが心配・・・不安・・・な方は
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1人で悩まずご一緒にお作りしましょう。